第51回〜第55回
正しい方向性の努力である限り,結果の出ない努力はない
今楽して将来苦しむか,今苦労して将来楽するか
自分の道で磨いた五感を信じる
余裕のある計画を立てる
理論と実践は別物

◎第51回 今回は『正しい方向性の努力である限り,結果の出ない努力はない』 をテーマにします。
 努力をしても努力をしても,その努力が実りにくいのが,この世の実情です。第51回以降もこの実情を打破するための方法を考えていきたいと思います。ここで考えてみてください。皆さんが努力しても努力しても結果が出ないとき,果たしてその努力は本当に正しい方向への努力になっているでしょうか。結果が出ないということは,その努力の方向性が間違っているということにならないでしょうか。人生を振り返ってみて,うまくいったこと,うまくいかなかったこと,について考えてみてください。努力が十分だったかどうか,努力の方向性が正しかったかどうか,検討してみると,次のことが分かるはずです。
 
正しい方向性の十分な努力である限り,結果は出ている。
 ここで確認しておきます。「正しい方向性の努力」とは,
@自分の器量を越えない目標への努力(ただし,この器量は努力により,大きくなることもあります。それも計算に入れてください) A世の中の公序良俗や規則に反しない目標への努力 B科学的に間違っていない方向性の努力(自分が正しいと思っていても科学的に間違っていたら当然報われません) C自分に合っているやり方を通じての努力(同じ目標を立てても人によって合っているやり方と合っていないやり方があります),以上の4つです。この4つの点に注意しながら,皆さんも正しい方向性の努力をしていってください。
 さて,この話題に関してパターン別に考えてみましょう。
◎受験生の場合−自分が採用している勉強法は正しいのかよく検討してください。間違いに気づくのが遅ければ,手遅れになるかもしれません。一番を多数生み出してきたクリエイトが提案する勉強法も参考にしてください。頼れる先生が存在すれば,その先生からもアドバイスをもらってください。(しかし,自分を一番よく知っているのは自分ですから,最終判断はご自分でしっかりとしてください)
◎クラブに所属する人やスポーツに携わる人の場合−クラブやスポーツのチームに関しても,指導者が正しい指導をするかどうかで,その団体の成績は大きく左右されると言えます。食生活から練習法に至るまで気をつける点はたくさんあります。偶然にすばらしい指導者に恵まれれば幸運ですが,なかなかそうはいきません。その場合は,すばらしい指導者やメンバーがいる団体を探して,その団体に入っていくか,すばらしい指導者が書いた本を読んで,その指導法に従った練習を自分でするか,のどちらかが妥当でしょう。不思議なもので,メンバーがすばらしければ(この場合,そのメンバーが過去に属していた団体の指導者がすばらしかったのかもしれません),指導者がいい加減な人でも,団体が全国レベルの力を見せることがありますので,メンバーの能力もチェックしてください。
◎社会人の場合
−社会人の方,本当にお疲れ様です。間違いのない方法でどんどん出世していってください。
◎主婦の場合
−主婦の方も,姑(しゅうとめ)との接し方が間違っていないか,子供の育て方が間違っていないか,この離婚率の高い世の中で夫との関係の保ち方が間違っていないか,など色々と再検討してください。
◎病気で悩んでいる人の場合−医師が必ずしも正しい治療を施してくれるとは限りません。間違った治療により,症状が悪化することも時にはあります。病院は選ぶ必要があるかもしれないし,自分でも研究する必要があるかもしれません。しかし,病気になる前に健康管理をきちんとすることが一番正しい道なのでしょう。
 今回のキーワードは『正しい方向性の努力である限り,結果の出ない努力はない』 でした。


◎第52回 今回は『今楽して将来苦しむか,今苦労して将来楽するか』をテーマにします。
 皆さんは,今現在,楽をして生きようとしていますか。それとも将来を確実なものにするためにたくさん努力をしていますか。人間には,「将来は何とかなるだろう」 という開き直りの姿勢と,「将来は不安だから今色々と準備をしよう」 という堅実な姿勢の両方が必要だと思われますが,どちらにバイアス(偏り)があるかで,人生は大きく変わるはずです。
 現代の若者は残念なことに前者に偏りがある傾向があり,放っておけば,老後に困る人がたくさん出てくることが懸念されます。貯金もしない,自宅などの財産を作ることもしない,年金に対する滞納も起こす。心当たりのある人は,至急,老後を含めた将来のことを重視した生き方に変えていきましょう。やる気が出ない人は,今までの 『勝利の法則』 を読み返して,工夫をしていって下さい。
 もし,本当に勝ちたいなら,後者の生き方を重視してください。「今苦労して将来楽する」 という生き方こそ,この不確実な世の中を生き抜くために必要な生き方だといえるでしょう。「今苦労しても将来報われるかどうか分からないじゃないか」 などと反論する人もいるかもしれません。しかし,それは現実逃避に近い考え方です。今苦労しなければ,大きな実りは期待できないことは誰にも否定のできないことではないでしょうか。
 それでは,この話題に関してパターン別に考えてみましょう。
◎受験生の場合−世界には学歴社会の国がいくつかあります。受験戦争で苦しむ人がたくさんいるわけです。しかし,「どこの大学に入ろうと同じだ」「大学なんて行かなくてもいいんだ」 という考え方は危険です。現実を研究すれば,その危険性にすぐ気がつくはずです。つまり,受験生の皆さんは,今苦労して大学受験で勝利を収めることが,人生の確実な基盤を築くことに役立つことをしっかりと認識し,がんばるべきだと言えるでしょう。(もちろん大学がすべてではありません。私も大学に行かずに自営業をすることを計画していましたが周囲の人々に反対され,がんばって入学しました。社会人になって驚いたのが,「あなた,大学はどこを出られましたか」 と頻繁に尋ねられることでした。つまり,大学で人を評価しようという,よいとは言えない風潮が本当に存在するのです)
◎社会人や主婦の場合−社会人になれば,色々な責任が生じます。家族を支えていく必要がある人が多いのも事実です。主婦の方も含めて,いかに将来まで家庭を安定させるべきか,ということを常に考えて,貯金や財産作りに励み,年金をもらう準備などをしっかりとやっていく必要があります。今のことだけを考えた,計画性のない生活をし続けることは,避けてください。
 
今回のキーワードは 『今楽して将来苦しむか,今苦労して将来楽するか』 でした。


◎第53回 今回は『自分の道で磨いた五感を信じる』 をテーマにします。
 人間は,いざというときに,誰のアドバイスも得られない,どうしていいか分からない,という事態に陥るときもあります。さて,このとき,その道で磨いた五感を信じて問題終結に当ることが,助けとなることもあるでしょう。そのいざというときのために,十分な技術を磨き,十分な知識を身につけるように努力しましょう。
 1995年の阪神淡路大震災のときに壊滅的なダメージを負った神戸製鋼で次のようなドラマがありました。銑鉄を作るための命である高炉が危ない状況にあるとき,その復旧に臨む責任者が,引退した元上司からもらったアドバイスが 「自分の五感を信じろ」 でした。そして,見事,その五感が的中し,復旧を遂げたのでした。
 それでは,この話題に関してパターン別に考えてみましょう。
◎受験生の場合−入試のときに,2つに答えを絞ったあとに,どちらか悩むこともあるでしょう。そんなときには,自分ががんばって身につけた知識を元に,五感と第一印象を大事にして判断すれば,正解を選ぶ可能性が高いかもしれません。しかし,五感を信じなくてはならない状況に陥ることがないように,十分な知識を身につけることのほうが大事です。
◎社会人や主婦の場合−この世のいかなる問題も,十分な知識と経験を元にしっかりと解決することが大事ですが,本当に行き詰まったときや,達成が不可能と思えるような大きな目標があるときには,少し,心を無にして,第三者の立場から自分を見つめなおしてみてください。そのときに十分に磨いてきた五感を使って,色々と考えてみると,目の前が開けるかもしれません。
 
今回のキーワードは 『自分の道で磨いた五感を信じる』 でした。


◎第54回 今回は『余裕のある計画を立てる』 をテーマにします。
 教師は,十分な心の準備や予習なしで授業に臨むと,質がよい授業ができないことがあります。運動選手は,長期の計画なしで,その場しのぎの練習だけで試合に臨むと,能力を十分発揮できないまま終わることでしょう。受験生は,綿密な計画をせず,有り合わせの教材を使って短期学習だけで試験に臨むと,思ったほど点数が取れないかもしれません。十分な準備期間を置かず,適当な計画で,事業を始めるとすぐ倒産するかもしれません。この世のすべてのチャレンジにはスピードが必要な場合が多いのですが,余裕のない計画は失敗に終わる可能性が高いことも常に頭に入れておかなくてはならないことです。十分な準備がなされていないチャレンジは何事も危険です。計画を立てれば,十分な準備期間を作り,十分な研究をし,努力を惜しまないこと。机上の空論で終わらないように,実践力も試していくこと。実戦の場で失敗が許されない場合は,実戦の前に,実験や実戦練習をたくさんすること。それが勝利の法則です。
 それでは,この話題に関してパターン別に考えてみましょう。
◎受験生の場合−入試の直前になって普通に勉強をし始めて,いい大学に合格しようと考えるのは,どんな天才にとっても危険な行為です。いい加減な性格をしていても,もともと頭がよい人は,集中力を発揮しさえすれば,本番で勝てることもあるのは確かですが,いかに天才でも,こまめに集中をして実戦力を養わなければ,失敗をします。自分の性格に合った余裕のある計画を立ててください。そして,過去の問題を研究したり,模試を受けたりして,実戦力をつけていってください。余裕のある計画を立てながらも,目標に向かって自分を追い込み集中力を維持して,まい進してください。
◎社会人の場合−実戦の場に立ち入る前に,十分な心と頭の準備をしてください。そして,実地体験も大事にしてください。十分な自分の心の準備を伴わない,人に言われるがままの行動は,いいものを生み出しません。自分の時間を十分にとって,自分でも色々と考えて,自分の意見を大事にした仕事をしてください。
◎主婦の場合−料理をするにしても,子供の世話をするにしても,余裕がある状態でしてください。余裕のない子育てが子供に与える影響は当然いいものではないはずです。料理もおいしいに越したことはありませんし,十分な余裕を持って,愛情豊かなご家庭を築いていってください。
 
今回のキーワードは 『余裕のある計画を立てる』 でした。


◎第55回 今回は 『理論と実践は別物』 をテーマにします。
 人間は誰でも,理論ばかりを展開して[言い換えると,
口ばかりで]結局,実践で結果を残せないこともあります。実践で失敗が多い人には何が足らないのでしょうか。例えば,その方面の実地体験がない人が,その権限を利用して,指示を出したとするなら,これは,失敗につながる可能性が強いと言えるでしょう。企業のトップの人は,やはり,実地経験に富んだ人間になるよう努めるべきでしょうし,一般の人も,理論ばかりを展開するのではなく,実地体験を大事にした生き方をするべきでしょう。挑戦しようと思っていることに対して,自分が経験不足であることを感じるときには,その方面の経験が豊かな人に助言を仰ぐか,自分でどんどん実地体験をしていくべきかも知れません。実地体験が不足している人というのは,得てして自分の実力に関して勘違いを起こすことが多いのです。謙虚な気持ちになって実力者に相談したり,自分自身でたくさん実地体験を積んだりしましょう。
 それでは,この話題に関してパターン別に考えてみます。
◎受験生の場合−自分が受験する学校の過去の問題を一度も解くこともなく,模試を一度も受けることもなく,自分の実力だけを信じて一発勝負で入試に臨むことは危険です。ぜひ,過去の問題を解いたり,模試を受けたり,色々な練習問題をこなしたりして,実地的な経験を積んでください。
◎スポーツに携わる人の場合−例えば,あなたがテニスの選手だとしましょう。普段,練習と理論だけを大事にして生きていくと,実力が発揮できないまま終わってしまう可能性が高いと言えます。実力のあるコーチについてもらい,実地的な理論を大事にした特訓をしてもらい,練習試合をたくさんこなし,その都度反省すべき点はメモってゆき,どんどん強くなっていってください。スポーツの場合,一流選手のビデオを分析するのも実地的体験の一つと考えられますので,一流選手のビデオ分析もたくさんしてください。
◎ビジネスマンの場合−机上の空論にならないように,世間の流行や時代の流れに関する情報を誰よりも早くつかみましょう。そして,実地に向かい,色々な人の実際の声を聞いてみましょう。あなたがある機械を開発しているとするなら,試作機ができれば,色々な人に使ってもらい,問題点や改善できる点を指摘してもらいましょう。それが必勝法です。
◎主婦の場合−料理も実践が大事。子育てに関しても実地的経験が豊かな先輩たちの声を参考にするのもいいでしょう。その他に関しても何事も体当たりでいきましょう。体当たりして得た経験や知識を,素敵な家庭を作るのに大いに役立ててください。
 
今回のキーワードは 『理論と実践は別物』 でした。


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