第46回〜第50回
◎過去をリセットする
◎問題を直視する
成功のための黄金律・give and take
人間関係を常に良好に保つ
結局は自分に自信を持ち,positive thinking(積極的肯定的思考) と motivation(動機づけ)!


◎第46回 今回は『過去をリセットする』 をテーマにします。
 プロ野球界で数々の記録を打ち立て,大リーグでも大活躍をしている(2003年現在)イチロー選手は調子が良いときも悪いときも常に過去をリセットするようにしているそうです。このことは幅広く応用できるのではないでしょうか。好調なときには,その好調を持続させることは難しく,調子が悪くなったときには,その悪循環から抜け出すことは難しいものです。調子がよくても,過去のデータを考慮しすぎると自分本来のプレイができなくなったり,考えが巡りすぎて混乱したりすることもあります。悪循環にはまってしまったときには,早くリセットしなければ,長期の悪循環にはまる可能性もあります。過去から学ぶことが大事であることは今まで話題として取り上げてきましたが,過去をリセットすることもまた大事なのかもしれません。
◎受験生の場合―例えば,大学受験の一次試験[センター試験]で悪い点数を取ってしまったとしましょう。しかし,そのことをいつまでもくよくよ考えていてもしょうがありません。心をリセットして,二次試験で逆転できないか考えていくことが大事です。
◎社会人の場合―何かで失敗したとしましょう。そのことが尾を引きそうなら,納得できるまでやることをやって,その後は,気分転換をしましょう。
◎主婦の場合―色々なストレスがたまりがちです。過去はリセットして,常に新鮮な気分で頑張りましょう。近くに友達を作って悩みをお互いに話せるようにしたり,ときどき習い事をして,気分転換をしたりするのもいいでしょう。
◎スポーツ選手の場合―微妙な調子が成績を左右するような野球やゴルフやテニスなどで頑張っている人に関しては,まさにイチロー選手の「過去をリセットする」という方法を試してみる価値があるのではないでしょうか。
まとめ:人生というものは何事に関しても過去のことをくよくよ考えていてもらちが明かないし,どんどんリセットしてリフレッシュされた気持ちで明るく生きていくことも大事かもしれません。あるドラマで語られていました。「因縁的な争いがあってもそんなものはすべて洗い流してみんな仲良くやっていくのが人間なんだ」と。過去をリセットできれば,この世の因縁的な戦争や争いもみんななくなるのかもしれません。そういう意味でも今回のテーマは全人類にとって大事なテーマなのかもしれません。
 
今回のキーワードは 『過去をリセットする』 でした。

◎第47回 今回は『問題を直視する』 をテーマにします。
 人間は,問題が生じたときには,言い訳をしたり,人のせいにしたり,問題を見て見ぬふりをする傾向があります。これは,悪い傾向であり,その傾向を放置する団体や企業は,その将来に暗雲が立ち込めることになるでしょう。牛丼で有名な吉野家(吉野家ディー・アンド・シー)(会社更生法の適用を受けた後急速な回復を果たした)の社長・安部修仁氏は「問題自体は悪くない。悪いのは問題を放置,あるいは隠蔽(いんぺい)することである」と言っておられます。また,そごうの社長・和田繁明氏も「逃げるな。ごまかすな。あきらめるな」と言っておられます。問題が生じれば,すぐ,その問題を直視し,解決法を模索しなくてはなりません。放置すれば放置するほど問題が深刻化する可能性があり,場合によっては手遅れになってしまうこともあります。
 以上のことは個人にも当てはまるかもしれません。個人的規模では,世界的に離婚や家庭崩壊が増えてきており,老後の問題が拡大しております。いかに幸せな平和な家庭を保つことができるのか。いかに老後を安心して過ごすことができるのか。問題が深刻化する前に色々と手を打つべきではないでしょうか。問題を直視しない人は,問題があること自体を考えようとせず,問題が深刻化して手遅れになった時点で困り,後悔します。問題を直視できる人は,問題が深刻化する前に手を打ち,人生を着実に安全に歩んでいくことができます。問題を直視し,解決法を早めに模索し手を打つことこそ,人生の勝利の法則の基本であると言えます。
◎受験生の場合−受験という問題を直視すること。手遅れになる前に勉強をしやすい環境を作り,人よりも早く本気で集中して勉強することが大事です。
◎主婦の場合−子供を育てるという問題が最大の課題です。だんなや姑(しゅうとめ)などとの関係を良好に保つことも大きな課題です。どちらも微妙な問題ですので,問題が生じそうになれば,努力と研究と実行を怠らないようにしてください。
 
今回のキーワードは 『問題を直視する』 でした。

◎第48回 今回は『成功のための黄金律・give and take』 をテーマにします。
 鉄鋼王・アンドリュー・カーネギーが説く成功法則の一つ 「目標を達成し願望を実現するために,あなたは何を差し出すことができるか,決めること」 について考えてみましょう。ナポレオン・ヒルはこの教えを 「黄金律」 として定義づけました。「自分がして欲しいと思うことに関しては,まず他人に積極的にしてそうしてあげるべきだ」 という考え,“give and take”の精神,この二つがなければ,どんなビジネスや計画においても長続きのする成功を収めることはありえないのです。成功したいなら,まず,他人のために何ができるのかを考えること。この黄金律を忘れずに,人生を歩みましょう。
 この法則についてパターン分けして考えてみましょう。
◎受験生の場合−ただ自分のために受験すると考えるのではなく,自分がいい大学に入って,将来,世のため人のために尽くすという目標を持って,受験計画を立てることは大事だと思います。自分が現役で合格することは両親のためでもある,と考えることも大事です。受験も自分のためだけではないということを強く認識して,がんばりましょう。
◎社会人の場合−人のためになるような仕事をしようと考えたり,人のために誰よりもがんばろうと考えたり,人のためにどのような製品開発をすればいいのかを考えたり,常に 「人のため」 をキーワードにして仕事をしましょう。仕事をするのは自分のためだけではなく,世間のためでもあり,会社のためでもあり,家族のためでもある,と考えるとやる気が出てくるのではないでしょうか。
◎主婦の場合−自分がやっている仕事は,夫や子供のためにもなり,その仕事が間接的には,夫の仕事を通じて,世間のためにもなり,将来立派に育った後の自分の子供を通じて,世間のためにもなる,と考えてみるとやりがいが見えてくるのではないでしょうか。近所づきあいやお友達との付き合いにおいても,常に give and take の精神でお付き合いをすれば,自分に大変プラスになるような人間関係を築けるでしょう。
 
今回のキーワードは 『成功のための黄金律・give and take』 でした。


◎第49回 今回は 『人間関係を常に良好に保つ』 をテーマにします。
 人間関係を良好に保つことの難しさを皆さんも痛感しておられるのではないでしょうか。しかし,社会という輪の中で成功するためには,人間関係を良好に保つことが必要であることは明らかです。例を考えてみましょう。日本には,たくさんの電機メーカーが存在して,戦後,先進諸国の各メーカーとの競争ばかりでなく日本国内の競争も熾烈なものでした。そのような競争もお互いを高めるには必要ですが,各メーカーのトップや技術者は必要なときには集まり会合を開き,お互いの技術を共有しあったりして,仲良くやってきたことも事実であります。本格的な発展を希望するのであるなら,やはり,協力による発展の模索も必要なのです。
 これを個人レベルで考えてみましょう。人間の人生は日々他人との接触の連続であると言えます。団体(会社・学校・クラブなど)を途中で辞める人が多くなってきていますが,その多くは人間関係のトラブルが原因です。当然,人間関係を良好に保てる人は,有利なのです。どうすれば人間関係を良好に保てるのか。そのヒントは皆さんの周りに存在するはずです。皆さんの周りには,特にかっこよくもなく美人でもないのに誰とでもうまくやっていっている人が一人や二人は存在するはずです。彼らから,学べることもたくさんあるでしょう。彼らの性格は決してきつくはなく,弱くもありません。中庸(ちゅうよう)を得た性格をしているはずです。人を立てることもうまく,笑顔が絶えないはずです。
中庸を得た性格。人を立てること。笑顔。この三つは大きな要素といえるでしょう。
 離婚が多発しているこの世で,年をとってもいつまでも仲がいい夫婦が時々存在しますが,彼らの間にはなぜいつまでも愛情が続いているのでしょうか。色々な人に聞いてみますと,お互いを尊敬しあっていたり,趣味などが一緒でお互いを高め合える間柄であったり,ただ単にお互いの我慢の連続の結果,欠点が空気のような存在になって,気にならなくなっただけであったり,色々です。このことから学べるのは,
尊敬される性格の形成,(趣味を合わせることなどによる)お互いを高め合える関係の構築,お互いに我慢することにより他人の欠点を自然に受け入れること,この三つも人間関係を良好に保つために役立つであろうということです。
 英文に次のようなものがありました。You have to know everybody is different.(人はみんな異なるということを知らなくてはならない) 学校教育の中で子供はたくさんのことを学ばなくてはなりませんが,共同生活の中で人とうまくやっていくことを学ぶことも大きな課題とされています。そのときに言われていることがあります。人間はみんな異なるということを学ばなくてはならないということです。「人はそれぞれ異なる考えを持っていて,その人たちにも合わせなくてはならない」と認識することを子供に教えることも教育の課題となっているのです。このことを忘れている大人が多いので再認識してください。
「人はみんな異なる」ということを認識すること,このことも人間関係を良好に保つために必要なことなのです。
 さて,この話題に関してパターン別に考えてみましょう。
◎受験生の場合−友達との関係をスムーズにして受験に集中したいものです。しかし,友達に合わせすぎて,遊びを増やすことは避けなくてはなりません。お互いを高めることができるパターンを追求してください。つまり,一緒に勉強の上で競争して友好を深めるとか,励ましあったりしてください。尊敬できる先生との関係を深めて,色々と利益を得ることもいいことでしょう。ご両親とは,がんばれば何かを買ってもらうというような約束をして,お互いに夢を追うのもいいでしょう。
◎社会人の場合−同僚とはお互いに励ましあう関係を築きましょう。腹が立つ上司がいても,その欠点はある程度受け入れてあげ,上司をなるべく立ててあげましょう。そうすれば,上司もあなたのことを気に入ってくれ,人当たりがよくなるかもしれません。周りの人との良好な関係を築くことは,仕事を長続きさせ,成功させるための秘訣となるのです。
◎主婦の場合−まず姑(しゅうとめ)さんとの関係を良好に保つことはよい人生を歩むための秘訣となるでしょう。いくら腹が立つ姑であっても,理解し,立ててあげましょう。あと,思春期の子供との関係を良好に保つことも大事なことですが,これも難しい。私のもとには,色々なご両親からのご相談がありますが,関係が悪化している場合は,やはり,ご両親自身に大きな原因がある場合が多いです。この場合は,ご自分たちの生活態度を改めることから始めてください。子供は親をしっかりと見ていますので。あと,たとえ,ご両親がしっかりとした愛情にあふれる人たちであっても,子供は,道をはずれていくこともあります。過去の生活の微妙な要素がその子の性格をそちらへ導いたと言えます。しかし,どんな問題にも原因があります。究明して解決しなくてはなりません。原因究明が不可能と思われる場合には,難題に対する対処法として,肯定的リセット療法(the resetting method through the affirmative)(実はこの方法はこの世のほとんどの問題に関して使えるものです)というのがあります。それは,どんな原因があろうとそんなことよりも,現在と未来に視点を置き,肯定的な印象を植え付けることにより,過去を忘れさせるというものです。思春期には子供は親のことを聞き難くなりますが,尊敬できる先生(家庭教師も含める)の言うことや,先輩の言うことや,友達の言うことは聞きます。つまり,そういう人たちに問題解決を委ね,善良な肯定的な思想を植えつけてもらうことも一助となるでしょう。そして,ある程度関係が改善されると,ご両親の出番です。しっかりと子供を受け止めてあげてください。家庭での幸福はこういう基本的な関係から生まれます。
 
今回のキーワードは 『人間関係を常に良好に保つ』 でした。

◎第50回 今回は 『結局は自分に自信を持ち,positive thinking(積極的肯定的思考) と motivation(動機づけ)!』 をテーマにします。
 第50回までお付き合いありがとうございました。第1回からの法則を参考にしていただいて,少しでも幸せな人生を歩める人が出てくれば,本望です。次は第100回まで頑張りますので,これからもよろしくお願いします。
 今まで,皆さんに伝えてきたことの中で何が一番大事かなと考え直しますと,結局はpositive thinking(積極的肯定的思考)と motivation(動機づけ) かなと思います。心理テストとして,次のことを行ってください。まず,鏡に映っている自分を見てください。その姿を第三者の目から見て,判断してください。どうですか。自信に満ち溢れた顔をしているでしょうか。運が良さそうな顔をしているでしょうか。もし,そうでないと思うのであれば,自信をもっと持てる環境作りをしていかなくてはなりません。そういう環境作りは,今までの 『勝利の法則』 を読んでいただければ,ご自分でできるはずです。そして,自分の顔が,自信と運に満ち溢れたものになるように努力をしてください。これが今まで50回分のまとめです。
 皆さんの周りを見てください。沈んだ顔をしている人もいれば,幸せそうな顔をしている人もいます。厳しそうな顔をしている人もいれば,安らかな顔をしている人もいます。私が話題にしているのは,人相ではなく,その場その場の顔の表情です。元気で夢や愛情に満ちている顔をした人のところには,人も集まります。そういう元気で夢や愛情に満ちた顔の表情を作るように努力をしてください。環境が顔を作るというのも事実ですが,顔が環境を作るというのも事実です。自分に自信を持って,positive thinking で歩み,motivation を常に大事にしていけば,自然とそういう顔つきに変わっていくでしょうし,そういう雰囲気は周りの人々にも伝わり,いい循環を作っていってくれることでしょう。元気で夢や愛情に満ちている顔をみんなで作っていきましょう。
 
今回のキーワードは 『結局は自分に自信を持ち,positive thinking(積極的肯定的思考) と motivation(動機づけ)!』 でした。


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