第41回〜第45回
◎具体的な目標となる人物を設定する
◎最も重要なことに集中する
◎本番に強い人間になる
物事を支配する周期を把握する
チャレンジには保証があれば安心


◎第41回 今回は『具体的な目標となる人物を設定する』 をテーマにします。 
 この世の成功している人たちのうち多くの人が具体的に目標となる人を設定しています。これにはどのような効果があるのでしょうか。私の経験から言わせていただきますとヒットするとすごい効果があると思います。まず,目標に対するイメージがしっかりします。そして,体全体がその人に同調しようとすることもあります。まあ,そういうことなので一度試してみてください。
◎受験生の場合:42歳でノーベル物理学賞に輝いた湯川秀樹やその他の立派な先人たちを目標にして頑張れば,ひょっとするとすごいことになるかもしれません。
◎美しさを追求する女性の場合:年をとっても若々しくいたい方は,若々しく見える女優さんなどをいつもイメージして生きていくのもいいかもしれません。
◎スポーツで頑張っている人の場合:目標となるスポーツ選手を設定して頑張れば体全体がそのスポーツ選手のように動くようになるかもしれません。私は次のような経験をしました。私は陸上競技の選手でしたが,趣味でやっているテニスのサーブが不安定になったときに,自分がある選手だと自分に言い聞かせてサーブを打つようになってから正確さとスピードが見違えるようになりました。私も知人も本当に不思議に思いました。一瞬にして信じられない効果が発揮された例でした。ただし,自分に合わない選手を思い浮かべた場合にはその効果は半減するようです。自分が同調しやすい人を選ぶことも大事なのかもしれません。
◎ビジネスで頑張っている人の場合:自分がナンバーワンだと言って無理してばかりいないで,とりあえず,目標となる人物を設定してみてください。このときも自分が同調しやすい人を選んでください。松下幸之助さんでもいいですし,今現在,ビジネス界で大成功をしている人でもいいと思います。
 
今回の注意点:人によって同調しやすい人が異なるかもしれませんので,目標とする人物を選ぶときに注意してください。また,目標となる人物を全く設定せずに,自分こそがすべてを超えると信じて頑張って成功する人もいます。その場合は,日本一や世界一というイメージが目標になるので,それでもいいと思います。ただし,日本一を目指すには,日本一を目指していてもだめです。ダントツの日本一か世界のトップレベルを目指してください。ぎりぎりを目指していたのでは,大きな目標というのは実現できないことが多いからです。それでは,Good luck!
 今回のキーワードは
『具体的な目標となる人物を設定する』 でした。


◎第42回 今回は『最も重要なことに集中する』をテーマにします。
 成功している人たちを見ると,まず,やる気があって,集中すべきときにはすごく集中している人が多いことは誰の目にも明らかです。本当に集中できる時にはそうそう失敗はしないものです。受験の場合にもこのことは当てはまります。受験間際までクラブなどで忙しかった人がすごく集中してみんなを追い越して受験で勝利を収める姿を見ると,みんなにそのような集中力があれば,この世もすごいことになるんだろうなとも思います。
 その一方で,集中はまあまあできていても,いつまでも成功できない人もいます。ここでは要領が悪いのではないかという疑問が浮上してきます。
成功の速度が遅い人は,ダイレクト性をもっと大事にするべきでしょう。例えば,明日までに仕上げなくてはならない仕事が大量にあるとしましょう。その場合,人間は要らない要素を捨てて自然と自分を集中できる状態に追い込んで,大量の仕事であってもこなしてしまう傾向があります。このときの自分を見習って,普段の自分を作っていけばいいはずです。つまり,最も重要なことだけに集中して,他のことをなるべく考えずに仕事をするということです。
◎受験生の場合:自分があるべき姿は,志望校に合格することであり,それ以外のことは二番目,三番目の要素です。まずは合格しなければ何も始まらないのですから,自分が合格するために何をするべきかきちんと把握し,その道をただひたすら集中して進むのみです。受験勉強中に悩んだり,要らないことに気が行ったり,休憩が多い人はよくありません。ただひたすら集中して合格への道だけを進んでください。悩まないこと!テレビを見ないこと!色々な誘惑物から自分を切り離すこと!(予備校の自習室や図書館などでの勉強は,はかどるかも知れません。友達とのグループでの行動も集中力を損なう原因になります。受験に限って言うならなるべく自分ひとりだけでの行動を大事にしてください)

◎ビジネスで頑張っている人の場合:要領が悪い人の場合,自分の目標に向かってはいても,まっすぐな道を進むよりも周りの小さなことに時間をかけすぎることがあります。小さなことはほどほどにして,まっすぐな太い道が見えれば,ただその道をひたすら集中して進んでください。例えば,地方一の会社を作ろうと思うなら,市場調査を十分した上で,誰もが認めてくれるような,他の会社にないすごいものを開発することに専念してください。営業マンは本当にお客さんのためになるものを売り込む場合には,自信を持って,迷いなく,適当なお客さんに対して,売り込みを続けてください。本当にいいものであるなら,そして売り込みをかけるお客さんを間違えない限り,いつかはヒットするはずです。売り込む商品を選び間違ったり,売り込み先の客を選び間違ったりして,回り道をしすぎないことです。
◎一般人の場合:自分が今,最もやらなくてはならないことを考えてください。それを発見したらひたすらそのことに集中して,人生を回り道することを避けましょう。
 
今回のキーワードは 『最も重要なことに集中する』 でした。

◎第43回 今回は『本番に強い人間になる』 をテーマにします。
 皆さんは今まで生きてきた中で,ご自分のことを本番に強い人間,本番に弱い人間のどちらと感じますか。本番に強い人は今までの生き方は正しいのでしょうから,その生き方を貫いて下さい。この世の競争の中で入賞できたり,合格できたりする人は,比率的にはそんなにたくさんいるわけではありません。つまり,たいていの人は,本番でいい成績を上げられないことが一度や二度はあるということです。当然,本人の能力の高さが成功率を大きく左右しますが,やはり,本番に強い人間になりたいものです。次にどういう人間が本番に強い人間と言えるのか考えてみます。
 
@本番の日まで,十分集中して効果的な練習や勉強などをこなしていける。
 A
本番の日に,それまで自分が得た知識や能力を十分発揮できる。
 さて,次にどうすれば,@やAのことを達成できるか考えてみましょう。
@に関しては今まで色々と述べてきた法則を参考にしてください。自分を高めやすい環境作り,頑張りやすい環境作りと,高くはありながらも無理のない目標設定が大事です。そして,Aに関しては,どうでしょうか。人に頼ってばかりの人,自分をきちんと持てない人が本番に弱いのは,色々な人を見ていますと明らかです。そういう欠点を持っている人は,今すぐそういう点を直さなくてはなりません。逆に非常に悔しがり屋で,自分で集中して何事にも取り組める人は,本番に強い場合が多いことも明らかです。そういう性格を身につけてください。ある人は,足が地に付かない者は弱者で,地に付いている者は強者であると言っておられます。この言葉は非常に真実味があると思います。そう考えると,自分の運勢に自信が持てずにお守りばかり持っている人も自分の能力を十分発揮できない人かもしれません。心で信じるものがあれば,お守りなど必要ではありません[信心のない人間になれと言っているのではありません]。まず,自分を信じることから始めましょう。例えば,自分はできるんだと言い聞かせたり,自分の運はいいんだと言い聞かせたりしましょう(自分ができる人物になったり,運がいい人物になったりするためには,それだけの努力が必要です。しかし,努力家が本番に強いとは限りません。いかに強い心を持って物事に取り組むかが大事です)。本番に強い人の中には,自分が何かでNO.1だと信じている人もたくさんいます。自慢しすぎるのはいいことではありませんが,自分を信じることは非常に大事なのです。自分が本番に弱いと思っている人は,本番に強い人間になれることを常に念じて生きていきましょう。
 
まとめ@Aが実践できる人間になれるよう努力しましょう。あと,最後にもう一つ,コツについてお話します。本番当日までは,楽しく思いながら断然トップ[又は余裕の力を身につけること]を目指し,本番当日は,起きる時間や食べるものなどをきちんと管理して,欲張らずリラックス。いかに失敗しないかに専念することです。欲張りすぎるのはよくありません。日ごろの実力をいかにきちんと出せるかに専念すれば,大丈夫なはずです。最後まで自分を信じて頑張ってきてください。
 
今回のキーワードは 『本番に強い人間になる』 でした。

◎第44回 今回は『物事を支配する周期を把握する』 をテーマにします。
 今回は非常に難しい話題に挑戦します。哲学的な話題です。皆さんは物事に周期が存在することについて考えてみたことがあるでしょうか。宇宙空間にいくつかのものを浮かべたとしましょう。それらの物が動く軌跡はどのようなものになる可能性があるでしょうか。@引力によりくっついてしまう。 A引力と運動力の釣り合いにより,ある物がある物の周りを回り始める。 Bずっとどんどん離れていく。その後十分な引力が物質間に働いていれば,いつか動きが反転し,いつかくっついてしまう。もし十分な引力が物質間に働いていなければ,永遠にどんどん離れていく。以上です。宇宙のあちらこちらで星の終焉があり,ガスが集まり,また新しい星が誕生しています。宇宙全体に十分な質量があれば,いずれ,宇宙はまた,収縮し始めて1点に集まり,新たなるビッグバンを引き起こすのかもしれません。電子にも周期があります。『認知意味論の諸相』で上野義和氏は,太陽が東から昇り西に沈み,再び,東から昇り出すまでが「一日」であるとするならば,その「一日」が集まれば「一年」になり,「一年が集まれば「一生」として捉えられるので,「太陽の移動の軌跡」そのものが我々自身の一生と密接な関係を持っていると述べておられます。
 バイオリズムなどの占いの世界でも,周期はたくさん存在します。株式や経済指標の世界でも,周期は確かに存在します。電子の動きから宇宙全体の動きまで考えて,一秒,一分,一時間,一日,一週間,一ヶ月,一年,一生という単位を考えていきますと,この世にはたくさんの種類の周期が存在していて,大・中・小の様々な大きさの周期が存在することがわかります。人間や動物の体が月の周期に大きく左右されていることは明らかですし,人生と宇宙の周期との関わりは無視できないものかも知れません。
 トミーズのまさは,ボクシングで意識がなくなって病院に運ばれたとき,天に教えられたそうです(本当かどうかの判断は皆さんにお任せします)。この世は輪のようになっていて,いいことが起これば,それだけ悪いことに近づき,左へ動けばそれだけ,右に近づき,右へ動けばそれだけ,左に近づくようにできていると教えられたそうです。いいことが起こりすぎたときには放っておけば,そのまま悪いことに近づいたことになってしまいます。いいことが起こりすぎたときには,それを他人に分け与えることにより,悪いことから少し遠のくことができるという理論も存在します。ここまで話題展開をしてきますと,皆さんもこの周期の話題の有効性を感じ始めたのではないでしょうか。人生では,悪いことばかり起こるのではなく,いいことばかり起こるのでもない。どちらの要素が多いかは,その人の人生の歩み方次第で決まるでしょうが,
悪いことが起こってばかりだからといって悲観的になる必要はないのです。その悪い時期は充電期だと考えましょう。いずれ日が昇るときがやってくるのです。逆に,いいことが起こりすぎた場合には,いつか日が沈むこともあるのですから,その時に備えた行動をとるようにしなければならないのです。私の意見では,周期を気にしすぎて生きることはマイナス要素の方が多いということになりますが,努力を続ければ,いつかは周期が巡り,報われるときが来るという希望をもつことはいいことですし,運気が悪い時期は充電期と考えて,派手に生きず地道に努力を続けるべきだと認識することも大事なことでしょう。また,周期のトップの時点で調子に乗っているときには,慎重になることを忘れずにいるべきだと認識することも大事なことでしょう。周期の法則を知ることは成功率を上げ,失敗率を下げることにつながるのではないでしょうか。
 以上この世を支配する周期と人生との関わりについて考えてみました。非常に高度な哲学ですが,参考にしてください。
 今回のキーワードは 『物事を支配する周期を把握する』 でした。


◎第45回
 今回は『チャレンジには保証があれば安心』 をテーマにします。
 この世には,チャレンジ精神に満ちた人がたくさんいます。子供時代および学生時代のスポーツや学問での色々なチャレンジには大きな失敗の不安はないかもしれません。それは,学生時代までは人間は,家族や社会に守られているからです。ところが学生時代も終わり,社会の荒波の中にひとり立ちをしていくと,色々な落とし穴があり,下手なチャレンジは身を滅ぼす元となることがあります。人間が成功するためには,以前述べたように positiveness (積極性) も必要です。不安が大きければ,その積極性は崩されていきます。大きなチャレンジになればなるほどプレッシャーも大きくなり,つぶされそうになることもあるのです。そのために不安を消し去るような保証や自信の元となるものが必要となるのです。
A.まず,保証にはどのようなものがあるか考えてみましょう。
 
A−@親が金持ちでいつでもそれを当てにしていける人。親の後を継ごうと思えばいつでも継げる状態の人。こういう人には保証があると言えますが,人を当てにしすぎると中途半端な気持ちでのチャレンジになることが多いので気をつけて下さい。
 
A−A受験の結果,将来の仕事の保証となるような色々な資格を持っている人はそれだけで安心できます。いい大学を卒業しているだけでも学歴社会では安心できます。社会に認めてもらうための資格などを取っておいて,心の糧とするのもいいかもしれません。ただし,資格の中には,持っていても,職にありつくためにあまり役に立たないものもあるので気をつけてください。
 
A−B何らかのすばらしい技術を身に付けている人は,将来の職に困ることはないかもしれません。例えば,留学を一年以上して,語学力に大変優れる人は,将来の職に困らない可能性が高いでしょう。コンピューターの特殊な技術を身につけている人も,そうかもしれません。色々な技術や能力を若いうちに身に付けておくことは非常に心強い保証となります。
 
A−C若いうちにたくさん貯金をして,失敗しても生きていけるだけの貯金があれば安心です。十分な資金が貯まった後,それを保証としてチャレンジする人たちもいます。
B.次に具体的なチャレンジの仕方について考えてみましょう。
 
B−@ゼロから自営業を始める場合―まずは,小さな店を持つための資金を自分で貯めます。その資金を元に開業し,儲かって余ったお金を使ってどんどんと事業を拡大していけば,安心して事業を展開できます。そして,十分な資産が残ってくれば,それを保証として銀行からの借り入れを起こしてさらなる拡大をしてもいいかもしれません。
 
B−Aこの世で特に成功する確率が少ない芸術や音楽やスポーツなどの方面で成功を追及する場合―こういう方面はみんなの憧れです。しかし,成功できる人は本当に一握りの人だけです。この場合はAの保証を確実に自分の手に入れてからチャレンジするか,若い間だけの期間限定のチャレンジとしてとらえてやっていくかどちらかにするべきでしょう。ただし,芸術は,年をとってからのチャレンジも効く分野ですので,A−Cを採用するのもいいかもしれません。
 
B−B
受験生の場合―大学受験に必要な科目は限られています。また,大学には入学しやすい大学とレベルが高くて入学しにくい大学があります。最低限必要な科目を早いうちに得意科目にしておきましょう。それを心の糧として,得意な範囲を広めていけばいいのかもしれません。受験の時には,すべり止めとして自分のレベルよりも低いと思われる学校を一校は受験することが,心の安心につながり,リラックスして第一志望の学校の入試に臨めることにつながるのかもしれません。(一年ぐらい浪人しても社会は人を見放しはしないという事実も,心の安心につながりますが,最初から浪人することを考えて勉強すると,だらける原因になりかねませんので浪人することは心から消して頑張ってください)
 
B−C恋愛の場合―保証となるような相手を確保しておいて,大きな理想にチャレンジするのもいいのかもしれませんが,相手を不幸にする可能性があるので,私からはお勧めはできません。
 
B−D主婦の場合―何をするにも人生ではお金が必要です。密かにへそくりを作っておいて心の糧とするのもいいでしょう。
 
まとめ―この世のチャレンジには不安がつきものです。それゆえ,A,Bの方法を大事にして保証を確定し,プレッシャーに負けないようにして,安心してチャレンジに集中できるようにするほうがいいのかもしれません。
 
今回のキーワードは 『チャレンジには保証があれば安心』 でした。


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