第26回〜第30回
男たちよ!使命に燃え熱くなるのを忘れるな!・女たちよ!男を支えるやさしさを忘れるな!
時には異端児であれ
成功した先人のまね+自分の個性=絶品を生み出す
1+1=2,ではなく,1+1=3以上,を目指せ
プロであるという意識は一流のものを作り出す

◎第26回 今回は 『男たちよ!使命に燃え熱くなるのを忘れるな!』『女たちよ!男を支えるやさしさを忘れるな!』 をテーマにします。
 こんなテーマは男女平等を無視しているとか言う人もおられるかもしれませんが,今回は許してください。戦後,日本では,復興のために全国民が頑張り,日本は世界で2位の経済大国に成長しました。日本人は世界にまれに見る勤勉な国民だったのです。私の両親も遊びもあまり知らない勤勉な国民として定年まで働き続けました。時代は変わり,個人の趣味を大事にし,個人的生活の質の向上を目指す人が増えてきました。そして,日本国民はかつてないほど勤勉さのレベルが落ちてきているのです。さて,だらだらと生活をするのは止めましょう。皆さんは人生で一度か二度は燃えたことがあるはずです。熱くなって何かを成し遂げましょう。受験生は義務感に燃え,合格を成し遂げましょう。
例1:有名なトレーナーのエディはボクシングの世界チャンピオンを複数生み出したが,晩年,ガンという病魔と戦いながら死の間際まで,世界最年少の世界チャンピオンを育てるために魂を燃やした。そして,井岡という世界最年少の世界チャンピオンが生まれた。師弟愛が大きな力となって偉業を生み出した。
例2:チキンラーメンという世界初の即席めんを生み出し,日清食品を創設した安藤百福(あんどうももふく)氏。しかし,その後即席めんの競争が激化し,会社の経営が傾いていった。このとき,開発を任された社員は,社運を賭けて,全身全霊を傾けて,新商品の開発に着手し,カップヌードルという画期的な商品を生み出した。瞬く間に,大ヒットとなり,今では世界中で食べられている。カップヌードルは災害時にも非常食として活躍している。まさに男たちの執念が生み出した芸術品とも言える食べ物である。このとき,陰で支えていた彼らの妻たちの存在も忘れてはならない。燃える男の裏には,女性のやさしさ・支えが存在することも多い。
例3:私事で恐縮ですが,私は,高校生時代には卒業後にやりたいことがあったので,大学に行きたいとは思っていませんでした。しかし,色々な人に諭され,受験することに決めました。商売をやりたかったし,国際人になりたかったので,商学部か,中国語学科に絞りました。このとき,祖父があと数ヶ月の命であることを宣告され,病床で 「必ず第一志望に合格しなさい」 と私につぶやきました。私は,そのとき以来,寝ることを忘れ,死ぬ気で頑張りぬきました。短期間で全7教科を合格レベルにまで上げていく必要がありました。そして,何とか,合格を確信し,死ぬ間際に合格の報告をしました。祖父は安らかな顔をして,あの世に旅立ちました。祖父に対する恩返しのつもりで頑張れました。しかし,早すぎる旅立ちでした。このとき,印象深かったのが病弱な祖母が祖父のために徹夜続きで看病したことです。夫婦愛はすごいと思いました。
 時には,熱くなりましょう。そして,この世のため,家族のため,子孫繁栄のため,自分のために何かを成し遂げましょう。受験生は第一志望の大学に合格し,将来,この世のために燃えてください。
 
今回のキーワードは 『男たちよ!使命に燃え熱くなるのを忘れるな!』『女たちよ!男を支えるやさしさを忘れるな!』でした。

◎第27回 今回は 『時には異端児であれ』 をテーマにします。
 私は毎日最低一本は缶コーヒーを飲みますが(タバコは吸わないのでその代わりという感じと眠気覚ましのためという感じ),缶コーヒーを始めとして,飲料水やビールの競争は激しいと感じています。コーヒーの競争の中で,驚いたのがキリンの 「ファイア」 の登場でした。若い開発担当者が社内の反対を覆し,その後,発売された結果,当時,市場で一位の座を突然奪うという快挙を成し遂げました。まず,「ファイア」 という,コーヒーには合っているかどうか分からないような斬新な商品名。そして,経費のかかる彫刻調の缶のデザイン。さらには,若者の舌に合う炭火系の味。すべてが異端児的であり,社内の反対があったことは納得できます。しかし,従来の系統で進むことは,ただ,安全な道を進むことだけを意味し,大きな売上げ改善には結びつきにくいものです。そうです。キリンの 「ファイア」 は異端児的な構想から生まれた最高の一品だったのです。同じ製品でも,違う商品名で今までどおりの普通の缶で売っていれば,市場調査が示したとおり,これほどは売れていなかったはずなのです。過去にもダッコちゃん(?)を始め,商品名を変えるだけで急に売れ出したという例が,たくさんこの世には存在します。「ファイア」 の後に出てきたのは,JTの 「ROOTS」 です。これも缶の形を異端児的な形にして,製造法に改良に改良を加え,斬新なデザインと味で勝負してきました。そして,一挙に市場で好評を得ました。コマーシャルに世界的に最も人気のある俳優を起用したのも勝因かもしれません。市場の飲料部門ではこれからもまだまだ過酷な競争が続くのでしょう。今の時代は,どんな商品でも回転が速い,つまり消費者がすぐに飽きてしまう,ので生産者は大変です。同じものはよく続いて3年と言われています。そういった世の中の事情も理解しておかなくてはなりません。
 まとめます。この世では,誰もやっていないことをやり始めたものがその市場で圧倒的優位に立てることが多いので,時には異端児であることが功を奏することがあります。しかし,異端児であることは危険を伴います。十分な市場調査をした上で色々と試しながら勝負に出る必要があるということです。今まで各分野で大きな成功を収めた人の中には異端児と呼ばれた人もたくさんいるのです。時には異端児であることに挑戦しましょう。
 これを受験生に当てはめますと,成績が伸びないことで悩んでいる受験生は,今までのやり方を一新し,自分に合った勉強方を探し出せばいいのかもしれません。
 
今回のキーワードは 『時には異端児であれ』 でした。


◎第28回 今回は 『成功した先人のまね+自分の個性=絶品を生み出す』 をテーマにします。
 例えば,皆さんが今までになかったものを作り出したいと思っているとしましょう。そのとき,ただ単に自分の感覚だけを頼りに新しいものを作り出そうとしても,失敗に終わる可能性が圧倒的に高いと言えます。過去の大成功者の多くが,最初は先人たちの真似をすることから始めているということを知らなくてはなりません。バッハにせよ,ベートーベンにせよ,ピカソにせよ,ビートルズにせよ,みんな自分たちに先駆けて成功した人の真似をしながら,自分の感覚を磨き, そこに 『個性』 というものをプラスして自分独特の世界を作っていったのです。あの独特極まりないピカソも最初は普通の絵を描いていたのです。
『歴史[知識・技術]は蓄積される』 ということを無視して,自分が最初の歴史を作るのだと意地を張りすぎるのは良くありません。油絵などを描いて成功したいなら,まずはレンブラントやルノワールやターナーやダリなどの作品の模写から始めるのもいいでしょう。そして,最初は数をこなしましょう。その後初めて,個性を注入して本気で作品を作り始めると良いのです。音楽方面を目指す人もビートルズの作品の真似をしたり,色々してください。このことはすべてのことに当てはまります。この世で本当に成功するためには,人より先駆けて,今までにないものを作る必要がある場合が多いのですが,その方面で成功している人たちの成功の原因を追求して,それを色々な場面で真似をするのが一番近道です。そして,そこに “個性” を注入すると良いのです。近代,現代において日本は,欧米の真似をたくさんしてきました。いい点をたくさん真似して,そこに日本独自の文化や個性を注入しながら,大きく成長しました。皆さんも成功をした人のことをどんどん研究しましょう。そして,真似をしながら,そこに個性を注入しましょう。(ただし,特許や著作権の侵害には気をつけて下さい。特にアメリカで訴えられたら大変です)
 さて,これを受験生に当てはめますと,例えば,成績の急上昇を果たした先輩がいれば,その先輩にどのような勉強をしたのかを尋ねて真似をしてみましょう。その先輩が使った参考書や問題集を同じようなやり方で使ってみたり,色々と工夫をしてみて下さい。《クリエイトのホームページの勉強の方法の欄を参考にするのもよいでしょう》
 今回のキーワードは 『成功した先人のまね+自分の個性=絶品を生み出す』 でした。


◎第29回 今回は 『1+1=2,ではなく,1+1=3以上,を目指せ』 をテーマにします。
 人間の人生は長いように見えて,非常に短いものです。このことは,若いうちには気づかないことが多く,年をとってから気づくものです。私は二十代の年齢のときにできる限りのことを成し遂げようとすべてを捨ててほとんど睡眠もとらず頑張ったつもりですが,私の理想の中ではあまり大したものを残すことができないまま今に至っています。自分の目標があまりにも高く,現実との戦いでした。三十代には目標をもっと現実的なレベルに落としてマイペースで頑張るようにしました。つまり,私が言いたいのは,人生の中でできることは,限られていて,時間を大切にして生きていかなければ,死ぬ間際に 『私は何をやっていたのだろう。家族を養うためだけに一生を過ごしただけだな』 という感想を持つ可能性が高い,ということなのです(もっとも 『人間は子孫繁栄のために存在し,平和に過ごせればそれでよし』 なのかも知れませんが)。人間は30歳を超えてくると体力の限界も感じ始めます。40歳を超えてくると “死” というものも強く意識する人が多いそうです。
 そこで,人生を最大限に効率的に生きていく必要性,という問題を皆さんに提起します。一つのことをするにも二次的な効果を求めましょう。『一石二鳥』 でもいいですが,『一石二鳥以上』 をも目標に,効率の良い努力をして有意義な人生を送ってください。
 最後に例を少しだけ挙げておきます。
例1:勉強をするなら,目標を持たずにするのではなく,将来の自分の目標に合うような勉強をして,その勉強を将来にも役立てるようにする。英語を得意にしたいなら,留学をして,ついでに異文化に接して,ついでに観光気分を味わい,友達も作って人生に役立てる。
例2:テニスサークルに入って,テニスをうまくなることを目指すだけでなく,ついでに彼氏や彼女を作ることを目指す。そして,ついでに人脈を増やす努力をする。そして,ついでにみんなで飲みに行ったり(おっと高校生はダメですよ)遊びに行ったりして,人生を楽しむためにも役立てる。
(^-^)
例3:夫婦で料理教室に通い,二人で料理がうまくなるばかりでなく,二人で何かに挑戦することから夫婦愛を深めることを目指し,ついでに子供にもほめられて,家庭円満。
例4:私が学生時代に予備校を始めたのも一石三鳥以上を目指したからです。

 今回のキーワードは 『1+1=2,ではなく,1+1=3以上,を目指せ』 でした。


◎第30回 今回は 『プロであるという意識は一流のものを作り出す』 をテーマにします。
 皆さんは自分がやっていることをどのように考えながらやっているでしょうか。やらなくてはならないからやっていると思っているのか(
非積極的),やらされているからやっているだけだと思っているのか(受身的),夢があってそのためにやっていると思っているのか(積極的),どんな感じでしょうか。脳は自分がやりたいことをやっているときに活性化しやすいのは当然のことです。自分がプロであるとかNO.1であるという意識を強く持っている人は何か普通と違うところがあります。具体的にまとめてみます。
●受験生は,自分が生徒であるという意識で勉強をするより(この場合は
受身的)も,自分が研究者であるとか,教師であると仮に想定して勉強をする方が(この場合は積極的),深く追求しようともするし,頭にしっかりと内容が定着しやすくてよいでしょう。実際,私も教師になって以来,非常に効率よく研究内容が頭に残って,長い間忘れることがなくなりました。また,目標をしっかり持って勉強をした方が,やる気が出て,積極的な勉強になるので,効率のよさが出てくるのは言うまでもありません。
●職人や物を作るような職業の人は,ただ仕事を漠然とやっているだけ(
受身的・非積極的)ではだめです。プロの気持ちを大事にして,出来上がったものが人によって使われたり消費されて喜ばれることを自分の喜びとしましょう。そして,評判が評判を呼び,仕事の依頼がどんどん増えたり,店が繁盛することを頭に描きましょう。そして,十分な研究をしたり,十分な修業をした上で,その道での一流かNO.1を目指しましょう(積極的)。
●子供を育てるなら,ただ漠然と育てるのではなく(
非積極的),自分が責任のある親であることをしっかりと認識して,どのような子供に育てるかイメージをきちんと持ちながら,育てていくべきでしょう(積極的)。子育ては子供の意識という難しい対象が存在するので難しいですが,いかに子供の意識をいい方向へもっていけるか,十分研究して積極的な責任感を持って育ててください。
●看護婦や医者として働く場合も,患者第一主義のプロの気持ちを大事にして,十分な積極性と患者に対する愛情を持って仕事をこなしていけば,必ず,みんなに尊敬されるようないい仕事のできる人になれるでしょう。
☆まとめ―自分がプロであるとかNO.1であるという意識で,積極的に責任を持って物事に取り組めば,普段よりも大きな集中力や工夫や効率のよさが生まれ,一流のものを生み出す可能性が高まる。非積極的・受身的な気持ちから,良いものが生み出されることはまれである。受験生に関しては,勉強をやらされているという気持ちでやるのではなく,目標と研究心を持って,楽しいという気持ちで積極的に勉強するべきである。
 今回のキーワードは 『プロであるという意識は一流のものを作り出す』 でした。


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