第16回〜第20回
誰にも負けない専門分野を持て
人間は相互助力の追及により繁栄する
悔しがり屋になって集中力で勝負せよ
集中力の維持の仕方
“敗れて学ぶ” のではなく “敗れた者から学ぶ”

◎第16回 今回は 『誰にも負けない専門分野を持て』をテーマにしてみます。
 今回は専門分野を大事にしていくことの重要性について考えてみます。仕事で自分が自信を持てる技術を持つことや,勉強で自信を持てる科目を持つことなどは大事なことです。誰にも負けない分野があれば,生きがいを感じれるし,その分野で活躍できます。ただし,順調に行った場合に調子に乗って専門分野以外のものに手を出しすぎて失敗することがありますので,注意しなくてはなりません。
 企業に関してこのことについて考えてみます。企業の動きを見ていますと,調子のいい時は思い切った投資をすることが多いのですが,専門分野を超えたことに手を出しては失敗をして,大きな損を出している姿をよく見かけます。専門分野を越えたことにおける失敗の可能性の高さは無視してはなりません。個人に関してもこのことは当てはまるのではないでしょうか。調子のいいときのいい加減な判定による専門分野を超えた挑戦には,気をつけなくてはなりません。
 それでは,専門分野のことならどんどん拡大路線をとっていっていいのでしょうか。専門分野のことでもみんながやると予想できることに多くのお金を投入しすぎて,後で,すぐ損を出しながら縮小を余儀なくされることもよくあります。過当競争に気をつけなくてはならないのです。『先手必勝の法則』『過当競争を乗り越える独自性の効用』 から外れることには,大きな賭けは禁物です。専門分野を誰よりも早く築き,次々と進化していく姿勢を大事にしていくべきであり,他人の追随(ついずい)を許さないようにすることが大事なのではないでしょうか。
 
これを受験生に関してあてはめると,1,2年生のうちに人よりも得意な教科を最低でも2〜3教科は確保しておき,それを自分の専門分野として誰にも負けないぐらいの(誰の追随も許さないような)地位を築き,サブ教科はその後で極めていく,というのが間違いのないやり方になるのではないでしょうか。自信のある教科を持つことにより,頭も活性化されますし,1,2年生のうちから自分の専門分野と呼べるような得意科目を少なくとも2〜3教科は確保したいものです。2〜3教科なら誰にでも実現可能なはずです。本気で頑張ってみてください。

 今回のキーワードは 『誰にも負けない専門分野を持て』 でした。

◎第17回 今回は『人間は相互助力の追及により繁栄する』 をテーマにしてみます。
 英文を読んでいると今回のようなテーマが時々出てきます。2001年の世界の繁栄の象徴であるニューヨークの世界貿易センタービルなどに対する対米同時多発テロは,世界の宗教間や民族間の闘争・憎しみ合いの象徴的な出来事であったと言えます。世界が本当に平和になり,繁栄するには,今回のテーマを人類全体で認識して,憎しみ・貧困・環境汚染・武器の民間への供給などがない社会を実現していく必要があるでしょう。
 私が皆さんに今回伝えたいのは,
『この世で本当に成功をしている人たちの多くは,自分の繁栄だけを目標とするのではなく,社会全体の幸福・安寧を目標としている』 ということです。つまり,積極的に社会全体の利益を追求すれば,自然と自分も繁栄できる可能性が高い,と言えるのです。今の世界で人類の幸福の破壊を2次的目標とするビジネスを立ち上げても,永遠に成功するわけはありません。その逆に,自分がやり始めたビジネスをさらに発展させていきたいときに,みんなのためになることお客の気持ちを最優先させること,などを目標にすれば,自然と繁栄するものなのです。客の気持ちが分からない人が経営陣にいると,大きな発展がたとえあったとしても,それは一時的なもので終わるでしょう。
 私からの提案です。各企業は,これからは, 『平和への気持ち』『お客さんの気持ち』 がより分かり,細かい気配りが利く
女性をもっと企画部や経営陣の中に採用すればいいのではないでしょうか。そうすれば,もっと自然に繁栄できるようになれるかもしれません。最近は女性を起用して成功している企業が増えてきています。
 これをお読みの皆さんにも,各方面で,自分のためだけの目標を立てるのではなく,社会全体のためになるような目標を立てていただいて,活躍していただければうれしいです。
 
今回のキーワードは 『人間は相互助力の追及により繁栄する』 でした。 

◎第18回 今回は悔しがり屋になって集中力で勝負せよ をテーマにしてみます。
 この世で勝負に強い人の多くは悔しがり屋の人です。失敗したり,負けたりすると自分を許すことができず,勝利に対して執着して,とことん勝利を追及します。このときに生まれる集中力がすべての原動力となります。集中力については次回に話題にするとして,悔しがり屋になれば,この集中力により,勝利をつかみやすくなるのです。ただし,自分の能力を完全に超えた分野での勝利を追及するのは時間の無駄なので,適切な分野を選択した上で,がんばることが大事です。
 皆さんは,今までの自分を振り返ってみて,どうでしょうか。失敗したときや,勝負に負けたときに人生のただのひとこまに過ぎないものとして流し去ってはいないでしょうか。勝負に強い人は,そういうときに自分を許さず,大きなエネルギーで自分を磨きなおします。勝とうと思うなら,悔しい気持ちを持つようにして,過去の失敗や敗北をなおざりにしないようにしてください。

 
今回のキーワードは 『悔しがり屋になって集中力で勝負せよ』 でした。

◎第19回 今回は 『十項の法則を守って集中力を持て』 をテーマにしてみます。一部,受験生中心の話になりますが,社会人にも対応させます。
@ 無理のない高い目標を持つこと A 悔しがり屋になること B 義務感を持つこと C 勉強[仕事]を楽しむこと D 必要以上にテレビを見ないこと E 友達とおしゃべりをする時間を減らすこと F 頑張るために人と約束する G 人生について悩まない H 集中しやすい環境を作る I よい指導書・よい指導者を近くに用意する
 皆さんは以上の十項目のうちいくつの項目を守れているでしょうか。受験生を始めとして集中力が必要な人は,せめて七項目を守る必要があるでしょう。私の場合,なるべくすべてを守れるように努力はしていましたが,受験生の時には,祖父があと数ヶ月で亡くなることがわかって,祖父の 『必ず第一志望校に合格しろ』 という言葉に応えるために死ぬ思いで頑張りました。そのときの集中力は最高のものでした。それ以来は 『義務感』 中心の集中力でした。さあ,皆さんも上記の十項目の多くを守りながら,集中力で勝負してください。いつも思いますが,集中力のある人は勝負に圧倒的な強さを発揮します。
 今日のキーワードは 『十項の法則を守って集中力を持て』 でした。

◎第20回 今回は『“敗れて学ぶ” のではなく “敗れた者から学ぶ”』 をテーマにしてみます。
 人間は失敗から学ぶものですが,失敗しても忘れてしまって同じ過ちを犯す人もいます。失敗から学ぶ者は賢者ですが,もっと賢いのが,失敗した者の経験を自分の経験として,自分が負う傷を最小限に止めようとする者です。
 時代の波に乗り,たまたま成功できた人は,失敗を知らないがゆえに,時代の流れが変わったときに大きな失敗をすることがあります(日本のバブル時代の世代にはこういう人が多かったですね)。成功者の伝記ばかりを読んで,成功した人の成功談ばかりを聞いていれば,注意をすべき点がまるで分からない場合があります。そういう状態であれば,たとえ成功しても,いつかは,大きな失敗をするかもしれません。成功をすればするほど,大きな話がたくさん舞い込み,大きな失敗につながることが多いのもこの世の皮肉と言えるでしょう。
 失敗した人の過去の失敗談をどんどん聞きましょう。失敗した人の伝記もどんどん読みましょう。そして,自分の経験であるかのように記憶に留めましょう。そういう失敗談も自分の経験とした上で,同じ失敗をしないようにしましょう。
例1全人類規模で考えれば,そろそろ民間人が武器を所有することを全世界で禁止することを考えてもいいのではないでしょうか。そうしないと,いつまでも戦争や大犯罪が絶えないのではないでしょうか。歴史から学べば,そのような法整備こそが世界の平和に必要なものだと言えるのではないでしょうか。
例2:受験生の場合,受験に敗れて浪人をしている先輩たちの話を聞くのもいいかもしれません。受験勉強を始めるのが遅すぎた,遊びすぎた,などの意見が聞けるはずです。皆さんは,早く本気になって大きな集中力のもとで受験勉強を始めましょう。
例3:恋愛中か既婚のカップルの場合,分かれたカップルの話を聞いたり,離婚したカップルの話を聞くのもいいかもしれません。経済的な面,愛情面,気配り面などの問題,育ちの違い,親とのすれ違い,など学べる点は多いはずです。
 今回のキーワードは『“敗れて学ぶ” のではなく “敗れた者から学ぶ”』でした。


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